ライチョウの旅①
GWは富山県立山室堂平に行ってきました!
もっちろんライチョウを見に( ´艸`)
目の前をのしのしと歩く♂の肉冠(目上の赤い部分)を、双眼鏡もファインダーも通さずに肉眼でしっかり見れました。
足がもっふもふなの!
のしのしのしのし。
↓♂はね、こうやって♀のことをよく見てたよ。
メスを守ってるのね。
↓んで、安全確認してから自分も食べる。
かっこいいでしょ!ライチョウかっこいいでしょ!
↓ハイマツの実を食べる♂
↓一番印象に残ったシーン。
10:00過ぎたあたりからライチョウの姿が見えなくなって、こうやって陰で休んでました。
朝と夕方が活発な鳥が多いため、やっぱりライチョウも鳥なんだなぁ、とじーんときたのです。
これはメスだよ。目元が優しく見えてかわいい。
オスを見た時より感動が大きかったな。
世界の最南端に生息する日本のライチョウは、氷河期に大陸から移住、日本の高山という環境にあらゆる面で適応した鳥で、特別天然記念物に指定されています。
なんと、換羽は年3回!夏羽・秋羽・冬羽に生え変わります。
これって世界中で日本のライチョウだけなんだって。
地球温暖化、野生動物の高山進出、捕食動物の増加などの原因で減少していて、2012年に絶滅危惧IB類 (EN)に指定されました。
1960年に富士山での放鳥に始まり、大町山岳博物館での平地飼育、立山での人工飼育、ケージを使って♀とヒナの保護など、様々な保護活動が行われています。
「神の鳥」
ライチョウのことをよくそんな風に呼びます。
それは日本の文化そのもの。
日本は昔から、里山は人間の領域・奥山は神の領域として使い分けてきました。
それは世界から見るととても特殊なことで、人を恐れない日本のライチョウは日本文化の象徴とも言える鳥です。
外国のライチョウは人間を見ると逃げるそうです。それが普通なんだね。
大陸から移住し高山へ逃れ2万年を生きたこのまるっこくてかわいい奇跡の鳥を、絶滅させたくないよね。
ライチョウの足跡を永遠に日本の高山に!
つづく
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コメント
ライチョウいいですね!GWの立山は混雑いかがでしたか?
こちとら天気悪かったので、鳥見に行く気にもなれず、産直まわりをして食材を仕入れ、酒飲んだり、ソバ打ったり、タケノコ汁食ったり、酒また飲んだりしてました。
投稿: kotogoshu | 2016年5月10日 (火) 15時19分
■kotogosyuさん♪
ソバとタケノコのおうち宴会呼んでくださいw
わんこも抱っこさせてくださいww
やはり黄金週間、激込みで人!人!人!!外国人環境客も多く、おみやげはじっくり見れませんでしたw
投稿: そらら | 2016年5月11日 (水) 09時34分